「ほっ」と。キャンペーン

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動きだしたこと 動きだしそうなこと

①〈Vila Central Hospital の Leias看護士さんと〉

「JICAトレーニングコース」。
世界各国の人たちが日本で専門分野の研修がうけられる制度。

今年、バヌアツには24件の研修があがっている。研修は1ヶ月から1年と。
応募、審査、選考をへて研修をうけることができる。

その「JICAトレーニングコース」から帰ってきた人にたいして「フォローアップ協力」というものがある。
日本での研修を本国での活動にいかしていけるように、上限200万円をサポート。
本国で資産が捻出できそうなものや、計画性のない機材供与の申請はとおらない。

JICAバヌアツ支所の企画調整員OrimotoさんからLeiasさんの紹介をうけた。

LeiasはVila Central Hospitalの看護士。
Vila Central Hospitalは首都にあるバヌアツでもっとも医療設備が整った中央病院。
Leiasは2007年に「看護指導者育成」というコースで日本にいっている。
帰国後、バヌアツにおける院内感染防止のための活動を行う必要性を痛感し、有志のメンバーと「感染対策委員会」を設立したという。

勉強会や後輩への指導をしていくものの、予算がない活動に限界を感じたという。
そこで、「フォローアップ協力」を申請し、設備上の不備を改善しようとしてるのだ。

具体的には
1.ひじで水の開閉ができる蛇口 200コ
2.足で開閉ができるゴミ箱 50L×30コ
3.産後病棟のシンク 2台
計約100万円

ハード面では
手術室以外のすべては、蛇口を手でひねって開閉する家にあるような蛇口
ゴミ箱は手を使って開け閉めをする
産後病棟に手洗いシンクがなく、その都度違う場所で手を洗わなければならない
という現状。

ハード面以外では
医師が手を洗わないことも
なんで手を洗わなければならないの,いそがしいから時間がないという声
せっかく石けんで手を洗ってもつかったタオルで手をふく
という現状。

「設備」 と 「意識」

Leiasは両面をかえていきたいと願っている。

自分の役割は、Leiasがつかっていきたい感染症防止にかんするリーフレットをつくること。

Leiasへのお願いとして、現状を目でみたいから病院内につれていってほしいこと、ボスにこの件を伝えてほしい旨をつたえた。
現状に悲観しているだけでなく、自分で動かそうとする姿に興奮させられた。
おもいっきりサポートしたい。


②〈Nutrition の Thetoと〉
いつも声をかけてくれる、声をかけにいくTheto。
栄養課でとなりのオフィスにいる。
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〈TV-Spotの原案作りに協力してもらった 木の前で撮りたいと〉

食事といったらThetoという存在。
裏庭にいもを栽培していたり、果物の柄のシャツをきていたり、化学調味料大嫌いなTheto。

公衆衛生局内では週に一回はファンドレージングがある。
11時頃になると女性陣が昼ご飯をつくって売る。
そのお金をためて、公衆衛生局のおこづかいにしているよう。
Thetoは料理の中心。
100%オーガニックでつくることをモットーとしてる。


そんなThetoがやってきて、Yukiは何ができるんだ? と
日本でやってきたことを説明すると、Physical Exerciseできるの? と

9月くらいにThetoがやるワークショップを一緒にやらないか と
フィジカルエクササイズはまかせて ぜひやらせてほしい とお願いした。

他の課のサポートをするヘルスプロモーション課の役割でもあり、自分のやりたいことでも。
まだどうなるかわからないが、資料つくりをしていこう。

動きだしたこと 動きだしそうなこと


*〈無償資金協力〉
在フィジー日本国大使館吉澤大使と工事関係者、在留邦人、JICAバヌアツ支所との懇親会があった。

日本からの無償資金協力で「サラタカ川水力発電所改善計画」が終了し、「ポートビラ港埠頭改善計画」が始まる起工式がおこなわれる。
「無償資金協力」とは、返済義務を課さないで資金を供与する経済協力のこと(青年海外協力隊は「技術協力」 「有償資金協力」もある)。
そのセレモニーに出席する大使がきた(バヌアツは日本国大使館がないので、フィジーの管轄になる)。

日本にいる時はしらなかったが、様々な形で各国と関わっている日本。
政府ができることと、一人でもできること

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〈バヌアツにきて初めてはいるレストラン 二人とは意気投合〉
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by jmb-you | 2009-05-30 14:20

Influenza A H1N1 ポスター         Measles Campaign コマーシャル

朝起きると涼しくなってきた。
いちばん涼しくなる7月にむけて気温がさがっている。

この2週間、色々動いてきた。

①〈Influenza A H1N1〉
昨日、感染者がバヌアツ国に入国していたという情報がはいった。
バヌアツでの感染者情報はまだなし。
注意をよびかけるポスターとパンフレットをつくっている。
第一試作をつくったのが5月7日。
一度その試作が新聞に掲載されたが、今日が5月29日。まだ印刷がすんでいない。
WHOからは尻を叩かれつづけている。
それでも、バヌアツにある二つのプリント屋のどちらにするかでもめている状態。

4月の下旬に新型インフルエンザがみつかってひと月。
となりの国、フィジーでは5月の頭にはパンフレットができていた。
バヌアツのスピード感をあじわっている。
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初のポスター制作
〈ビシュラマ語と英語とフランス語で翻訳 絵だけはフィジーの保健省からもらう〉


②〈National Integrated Mass Measles Campaign〉
ーワークショップー
麻疹予防接種キャンペーンも一ヶ月をきった。
WHOとEPI課が中心となって、ヘルスプロモーション課がサポートしている。

月曜日と火曜日はワークショップがあるというので参加。
キャンペーン中の人手が足りないというので、EPI課から要請。
もちろんやらせてほしい と伝えた。

今回のワークショップは、バヌアツにある6州の一つ、Shefa州の代表者があつまった。
Shefa州は10チーム(チームリーダー兼ワクチン投与者1人/記録者1人/なんでも屋1人)が各地方にばらけ、12日で6835人のこども(1才〜5才未満)に麻疹の予防接種をおこなう。
そのチームリーダーと記録者があつまった。

内容は、、、
麻疹の危険性
同時におこなう①ビタミンAの支給 ②駆虫飲薬の支給 ③蚊帳の支給 ④手洗い指導について
各チーム一日に何人の子どもを予防接種できるか計画の提出
各チーム予算の提出
予防接種のケーススタディ
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〈EPI課 Leonaldのプレゼン〉

質問がたくさんでてくる、みなが積極的なワークショップになっていた。

自分は、モニターという役割で参加予定。
WHOのかかげた予防接種・目標達成率は 「99%」。
その達成率を正確にたしかめるため、予防接種が終了した地方にいき、もれがないか一人ひとりたたずねていく。
もし接種できていないこがいたら、チームが再びむかい、限りなく100%に近づける。

こんなデータがあった。
予防接種をうければ死亡をふせぐことができる病のなかで、死亡率48%が麻疹(1〜5才)。
アフリカにすむ栄養失調のこどもたちの致死率がひじょうに高いと。
死亡にいたらないケースでも、肺炎や失明になることも。

自分にできるモニターをしっかりやろう
このキャンペーンを支え、もりあげていきたい。
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〈注射針をすてる箱づくり〉

ーテレビコマーシャルー
ついに完成。
バヌアツ放送局にいく。
みながGoサインをだしたものをつくることができた。
目標としてここに書いたひとつ、メディアを利用したヘルスプロモーション活動。

予防接種にみなが集まるように
これをみた人が「公衆衛生」に関心をもち、行動につなげてくれるように

目の前のこと と 先のこと
実現していけばと思う。

挿入歌もいいものができた。
最初は迷った。
バヌアツの曲にしようとおもったが、おしえてもらう曲は陽気なメロディーばかり。
それでも、今回は心拍数をあげないでメッセージを感じてもらいたかった。

自作の曲を新聞で一般公募するコンテストを考えた。
キャンペーンへの関心を別の角度から高めてみようと思ったが、うまく説明できずに棚上げ。
いつか一般公募という方法はやってみたい。
そのあと、日本の曲をつかおうと著作権の申請をしてみたがうまくいかず。

そして、バヌアツにいるギターをひける沼尻隊員(小学校教諭)に依頼。
快くひきうけてくれ、伊藤隊員(小学校教諭)もまきこんでくれ、二人がつくってくれた。

タイトル 『Lovem yu』

バヌアツの人たちに伝わっていくことを願う。
伝わるような気はする。

ラジオコマーシャルの挿入歌としても使ってもらえるようお願いした。
自作TV-Spot〈放送局でナレーションをいれて完成〉

みんなでかんがえたスローガン
Rimemba Helti Pikinini I Fiuja Blong Vanuatu

おぼえておいて 健康なこどもたちは バヌアツの未来
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〈ヘルスプロモーション課デスクにて 5人部屋〉
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by jmb-you | 2009-05-30 00:39

自分から動く

カウンターパートナーの3人がオフィスにいない時はいがいと多い。
その時には電話番も。
これも慣れだから受話器をとる。なんとかできている。
大学の合宿所生活で、電話の取り方を叩き込まれたことを思い出す。


今日は土曜日。
オフィスにいった。
新型インフルエンザH1N1の予防対策をうながすパンフレットなどを各島や空港にくばるのだが、まだ用意できていない。

これは遅い

昨日気づいた。 しまった。
ヘルスプロモーション課として、この遅れはマイナス。バヌアツで感染者がでていないとされるものの、世界各地では死亡者がでている緊急性がある問題。
近隣国のオーストラリア、ニュージーランドでも感染者がでている。オーストラリアからの観光者も多いバヌアツは緊急対処する必要があった。
正直、自分自身仕事の優先順位を考えきれていなかった。まだ先の予防接種キャンペーンに目がいってしまった。
カウンターパートナー達もそれぞれの仕事で動いていた。
やるべきことの優先順位、みなはどう考えているのか。月曜日にきいてみよう。

昼頃オフィスに行ったのだけど、カウンターパートナーがいて驚いた。
仕事がゆっくり、ゆっくり、と聞いてはいたが、休日出勤もしているのか。
パンフレットの下地もできたし、使ってみたかったデザインソフトも使うことができて、一石二鳥。
こうゆう時間があとあと優位にはたらく。
覚えることができる技術はできるだけはやく覚えたほうがいい。
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〈この日の透明度 思う存分泳ぎたい〉

今週は”National Measles Campaign(麻疹予防接種キャンペーン)”TV Spotのプレゼンテーションからはじまった。
予想以上に反応はよく。
カウンターパートナーから “Tingting Blong Yu i Gud” (Your Idea is Good)
WHOのコンサルタントからもコンセプトがいいと。

それからは、話し合いと手直しを何度も繰り返して、ひとまず下地が完成。
限られた時間でどれだけの情報を流すかが話し合いの焦点。
なんだ なんだ と見る人に考えさせる伝え方をしたい自分。
キャンペーンの情報を一から十までいれていくことを希望するボス。
印象にのこる伝え方をしたほうが、人々の心は動くと自分。
長い文章をいれていくことをのぞむボス。
短い時間じゃ読めないし、頭にはいらないと自分。

バヌアツの人のことを思うと、情報は丁寧にいれていったほうがいいなと思い直す自分。

いい話し合いができた。 ボスも興奮した様子で、こんな経験は初めて ムービーの作り方を課にのこしていってくれ と。
これから、イイ意味で新しい風を吹き込めたらと強く思う。


〈チーフ・ナカマル バヌアツの国旗 赤と緑と黄色に染められた色が鮮やか〉
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金曜日、「チーフ・ナカマル」という所へボスが連れていってくれた。
バヌアツにはチーフと呼ばれる、それぞれのエリアを代表する人がいる。
日本でいう町長というイメージだろうか(チーフのニュアンスがちょっとよくわからない)。
今週は年一回チーフが集う会議が「チーフ・ナカマル」である。
話をきくと、33人のチーフがいて、カスタムを守る話などをするという。
麻疹予防接種の告知にかんする資料を配布してきた。


カウンターパートナーの3人とはいい関係ができていくだろう。
今週も仕事終りに家に招いてもらったり、カバをごちそうしてもらったり。
そうゆう時間に話すと距離がちぢまる気がする。

〈パキスタンから嬉しい写真が届いた 情報技術隊員のカズさん 勤務時間はセキュリティがつくそう パキスタンのニュースをきくと心配になります〉
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by jmb-you | 2009-05-16 19:50

目の前のこと と 先のこと

3週目。

NGO団体「Save the Children Vanuatu」のセレモニーにいく。
「Save the Children」はバヌアツで支援活動を始めて25周年。
青年海外協力隊がバヌアツにきたのは21年前。
公衆衛生局は「Save the Children」と連携をとってプロジェクトを進めていくこともあるという。
顔を覚えてもらえるよう挨拶をしてまわった。

一人のスタッフと話をした。
その女性は空港で同じ場所に居合わせたことがありお互いにお互いを覚えていた。
話をしていると、その方のおじいさんは日本人だと言う。
えっ、と何回かききかえす。

おじいさんは第二次世界大戦の後にバヌアツにきてバヌアツの方と結婚をしたという。
日本がここバヌアツにもきていたことは知らなかった。
調べてみよう。
その女性の子どもはDo-choという名前。おじいさんがつけた日本語の名前だと。
たぶん、「同調」からとったのかな。
素敵な名前ですね、と伝えた。
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ヘルスプロモーション課のオフィスでは、一日なにも貢献できずにすぎてしまう日も。
そんな時間に考えること、、、
ヘルスプロモーション課の役割の一つにIEC(Information Education Communication)制作がある。何かイベントや企画がある時に、ポスターやパンフレット、バーナーを制作するのだ。

今の自分でもパソコンの作業であれば貢献できることがあるはずと考える。

カウンターパートナーの一人、グラフィックデザイン担当のJoen。
麻疹の予防接種キャンペーン「Measels Cmpaign」のポスターをつくるというので、Joenがパソコンを使い始めた。
自分の使ったことのないデザインソフトをつかっているので、見学させてもらう。
赴任してすぐにそのソフトがあるならば欲しい、といっていたのでこれはチャンスだと思いたくさん質問。
すると、Joenから "Yuki, Calm Down" おちつけ、といわれた。一度にたくさん聞いてもおぼえられないよ、と。
"I'm having a space" 自分にはスペースがある、と気持ちを伝えた。
それでもJoenの言葉は大事にしていこう。

勤務時間後や土日に使ってもいいと言ってもらえたので、なるべくはやくマスターしよう。

昨日は「新型インフルエンザ 豚インフルエンザ H1N1」の予防広告を新聞に掲載するということで、タイムリミット11:00にむけて資料作り。自分のパソコン技能でもここでは重宝されるような雰囲気。
Fijiから届けられた資料をVanuatu版にするとのことで、delete & Paste。
Power Point では限界がある。やはりデザインソフトが今後必要になるだろう。
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〈金曜の帰路 トラックの荷台にのせてもらうことも 夕陽をみるボス〉


金曜日のこと
6月22日から始まる麻疹予防接種キャンペーン。
なにか貢献したい。
TV Spot(テレビコマーシャル)に予算がついている資料をみつけたので、原案を作らせてほしいとボス,WHOコンサルタントに話した。
挑戦してみたかったことの一つ。

ショートフィルムをつくって月曜日にプレゼンをする。
今日は一日フィルムつくり。明日もOFFなので案をかんがえよう。
バヌアツでTVをみれる地域はここ首都ポートビラとサント島の一部の地域だけ。
電波の範囲が限られている。
それでも、宣伝する効果はある。
一番の目的は予防接種に足を運ばせること。
もう一つ思うのは、TVをみる人たちの公衆衛生への意識を高めること。
セカンドスクール生(中/高校)や大学生、大人。
バヌアツを支えていく人たちの行動を促したい。

“目の前のことと先のこと”

〈写真を数珠つなぎにしていきます 本番はこどもたちでやりたい 短編版 長編版〉
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〈Vanuatuの国旗は赤 緑 黄 黒〉
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〈栄養課のTheto 隣のオフィスでいつもよくしてもらってる〉
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by jmb-you | 2009-05-09 20:50

Labour Day Mix Tournament "Net Ball"

金曜日はVanuatuの祝日。
Labour Day ー勤労感謝の日ー

この日は"Net Ball ネットボール大会"に出場した。
オーストラリア・ハイコミッショナーが企画。
参加団体はエアーバヌアツライン(航空会社)、ブレットバンク(フランス系銀行)、リザーブバンク、タスカ(バヌアツ地ビール)、市警察、オーストラリアハイコミッショナー、そして保健省。
保健省チームはビラセントラルホスビタルとの共同チーム。
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体育会系ということをはなしたことをきっかけに、保健省チームに選出してもらった。
練習は水曜夕方にあるスポーツタイムで2回参加。
ルールをだいたい覚えて当日をむかえた。
Net Ballはバスケットボールと似ている。
パスを回して自陣のゴールにシュートを決める。
ボールはバスケットボールよりやや小さい。ゴールはポールの上に丸いわっかがついてるだけ。人数は7対7。ドリブルはない。相手がボールを持ったら3歩離れなければいけない。etc.
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〈応援に団結力を感じるTusker Team〉

保健省チームの結果は、、、

最下位。

みんな全力をつくしました。


自分のできとしては、持久力がもたなかった。
バヌアツの湿度はもの凄く高い。80% 90%はざらである。ホームステイの時に、日陰で折り紙しているだけでも汗だくだった。
ただでさえ汗かきな自分にとっては、12分ハーフでTシャツがしぼれるくらいの汗をかいてしまう。   くやしいので体力作りをしよう。
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スポーツはいい。
運動は楽しい。

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〈保健省チーム チームシャツはマラリア撲滅シャツ みんなと心が通じあえた気がした一日〉
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by jmb-you | 2009-05-03 20:32

National Measles Campaign

二週目は3日間終日会議に参加。

会議の内容は、"National Measeles Campaign ーはしか予防接種キャンペーンー"。
6月16日から7月24日が開催期間。
1歳〜5歳未満のこどもたちに麻疹の予防接種をおこなうことがねらい。1回予防接種している子は2回目を。

このキャンペーンはWHO(世界保健機構)とUNICEF(国連児童基金)が融資している。また、WHOから2名とUNICEFから1名のコンサルタントがきていて、予防接種計画の統括をしている。
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〈まちのホテルをかりて会議〉

保健省ではEPI課がその補助を担当することになっている。
所属するヘルスプロモーション課は、キャンペーンで使うポスター・バーナー・パンフレット・Tシャツなどの作成や、新聞・ラジオへの広告依頼が担当。コンサルタントからは、あれもこれもただ手をつけるのだけはなく何が一番大切な広告媒体になるかを考えて、と教えてもらった。
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〈カウンターパートKepoueのプレゼンテーション〉

会議には6つの州から保健課の方々2〜3人が参加。
WHOのコンサルタントのプレゼンテーションをもとに、どうやって予防接種を全員にしていくかの詳細をつめていった。
WHOのねらいは資料としてあがってきたこどもの数の「95%」の予防接種率を目指すこと(各州2週間の期間を設定)。
そのために、麻疹の予防接種の重要性、現在の各Health Centreなどの実態がプレゼンされた。
こどもの栄養状態も悪いと、抵抗力がないゆえに、合併症にもかかりやすく、死亡することもある麻疹。そして接触感染の確率が高い麻疹。
各Health Centreの実態では、ワクチンのはいった冷蔵庫が私物化されていたり、消費期限切れのワクチンがあったりする管理の甘さを通達した。

そのうえで、、、
各州には何チーム(注射を打つ人・データを管理する人・手伝い 3人編成)必要か
現在あるクーラーボックスや保冷剤の数は
移動手段や移動にかかる時間は
一日に各チーム何人接種すれば95%達成可能となるか

と コンサルタントの助言をもとでに、各州ごとに計画を立てていく。
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〈WHOバスカルのプレゼンは勉強になります なにがなんでも95%を、という気持ちが伝わる〉

バヌアツには、ボートを利用しなければこちらからたどりつけない村が多く、また2日間歩かなければたどりつかない地域もある。
見積もりをたてることが難しいといった州担当
是が非でも95%はクリアしたいコンサルタント
真剣な話し合いが続いていった。

明日から準備期間約1ヶ月。
ヘルスプロモーション課はAdvocacy Advertising 制作にとりかかる。

ビスラマ語と英語の壁におもいきりぶちあたる三日間でもあった。
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by jmb-you | 2009-05-03 20:30

Aid Post Workerトレーニング

業務がはじまった。

公衆衛生局ヘルスプロモーション課は4名で構成。
課長とグラフィックデザイナー1名。
ヘルスプロモーション課の一組織として、村落保健担当1名、口腔保健担当1名。
この4人がカウンターパートナーとなり、デスクを並べていくことになる。
よろしくおねがいします。

勤務基準時間は7:30〜16:30(12:00〜13:00 Lunch Time)。
雰囲気をみると、朝はのんびりしているようだが、夕方は時間きっちりに帰るわけではなくキリのいい所までやっていく。
水曜の夕方は健康促進をねらったスポーツタイムがある。


一週目のほとんどは、保健省の各部署に挨拶回りに行き、自分のデスクを用意してもらい、様子を観察するかたちとなった。
みなそれぞれ仕事があるので、パソコンにむかっていたり、打ち合わせにいったりで話しかけるタイミングがなく一日椅子に座っていることも。
話もできない時間。それはそれでツラい。
自分は新規隊員になるので誰かの後任というかたちではない。
何か仕事をしたいという焦る気持ちをおさえ、最初はこんなものだろう と自分をおさえる。

それでも、勤務後には、課長のJJと村落保健担当のKepoueのお家にまねいていただいたり、カバを飲みに連れていってもらったりと、嬉しい時間をもらった。
ゆっくり話をすることもできる。
家族を紹介してもらえたこともありがたい。子どもたちとのコミュニケーションに肩の力がぬけた。
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〈NGUNA島のピンクが映える樹〉


一週目のある日は、村落保健の出張でNGUNA島に同行させてもらうことができた。
Aid Post Wokerのトレーニングを視察するというものだ。
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〈Siviri Aid Post〉

Aid Postとは、、、
Vanuatuの医療設備はこのようになっている。
Central Hospital

Health Center

Dispensary

Aid Post

道路や電気、ガスがない地域がほとんどのVanuatuには医師がいて手術できる「Hospital」が少ない。バヌアツにあるHospitalの数は5つ。バヌアツには6つの州で構成されており83の島からなる。それだけみてもHospitalの数が充実していないことはわかる。
「Health Center」には、数名の看護士はいるが医師はいない。Hospitalに運ぶ車が1台あるくらいだ。マラリアの感染検査はできる。
「Dispensary」は、場所によっては冷蔵庫もないところがある。1名の看護士がいる。
「Aid Post」は、ホームステイにいってMahe村にもあった。看護士はおらず、村の一人が管理するかたち。常備薬が備えられているだけだ。


Aid Postがあるような地域で大怪我や緊急患者がでた場合、どうなるだろう?
Aid Postから車のあるHealth Centerまでは何時間かかるだろう?
車も通れない道となると、徒歩による搬送となる。
そして、Health CenterからHospitalへとなるとどうなるのか?
そのうえ、道路インフラは首都から離れると整っていない。
凸凹のアスファルトや水がたまってドロドロの土。

Aid Postは人々にとって大切な大切な存在。
近場で解熱剤や鎮痛剤などの薬をもらえることができるのだ。

そのAid Postで働く人のトレーニングを視察しにいったのだ。今回は30名ほどがいた。
2ヶ月半の期間だという。保健や看護に関する知識をたたきこみ、それぞれ各村にもどっていく。
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〈みんな頑張って勉強してね〉

今回の視察はPeace Corpsのメンバーと一緒にいった。Peace Corpsとはアメリカ版青年海外協力隊。駒ヶ根の訓練でPeace Corpsの話をきいていたが、こうゆう形で早々に会うことができた。
今後ともよろしくおねがいします。
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〈Peace Corpsのメンバー4人、Siviri Aid PostのMerianさん、ボートタクシー運転手〉
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〈村落保健のKepoue 海岸からトレー二ングのあるDispensaryまで徒歩90分〉
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by jmb-you | 2009-05-03 20:27


バヌアツ保健省ヘルスプロモーション課での活動記録


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